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2009年01月30日

キャビネットの天板



  いつもお世話になっている泰安さんのキャビネットの天板を納めました。
  杉板はこれもいつもお世話になっている谷田木材さんの倉庫を探していたら、
  お呼びが掛かるのを待っていたかのように置かれていました。
   材料との縁も不思議なものです。

  杉板のサイズが、全方向ギリギリで少し割れが見えたので契りを入れました。
  両サイドは、欅で反り止めと木口隠す意味を兼ねて足してあります。
  
  無垢材の割れや反りは欠点になりがちです。
  ひと手間掛ける事でそれを補うことが出来、それが1つのデザインを生みます。





  水についての心配は、防カビの下地処理や撥水性の高い塗料を使いました。
  それと塗装が定着するまで時間を置きました。
  後は、濡れたらこまめにを拭いて頂く事で、長く使用できると思います。
  唯、ビールサーバーの下は何か置こうと考えています。




  今回は、オスモのウッドプロテクターとエキストラクリアーを使用しました。
  塗装はお世話になっているPOCKTさんにお願い致しました。

  材料 杉 欅   サイズ 1900*570*40



  


2009年01月28日

ご縁に感謝 その1


  
 いつもお世話になっているお寺さんからのご依頼で、
 鐘の移動を依頼されました。




  庫裏への通路側に移動することになり、足元の不安を解消するために
  床も延長しました。
 



 今までは、本堂の柱から突き出して鐘を吊り下げていました。
 



 50キロ余りの鐘をどう取り付けるか、人間をぶら下げたりして楽しみました顔02
 元々のデザインをコピーし 欅の材を使用しました。
 吊り下げる金物も化粧直しをしました。 合掌・・・・。   


2009年01月26日

心をこめて ESHA でお引渡し



  この建物の性格上 とてもシンプルなキッチンになりました。

  青色のホーローシンクは、オーナーのお気に入りだそうで。



  採光は充分ですが、現代のキッチンからみると二昔前のようですね。

  美味しいお茶やコーヒーを飲むだけの用途なので、これもありかと・・・・・



  最後は、心を込めて檜の床にESHA エシャを塗ってお引渡しです。   


2009年01月25日

欅の梁


 
   4年前にお引渡しをさせて頂いたOB様宅への訪問
   
   この梁は、旧宅の解体時に出たものです。
   この地域には珍しい欅の大きな梁が1本だけ使われていました。
   廃棄処分には勿体無いので、活用させて頂きました。
   コンパクトなお宅ですが、居間とキッチンの間に入れさせて頂きました。
   残りは、玄関框に使わせて頂きました。
     

   引渡し後、漆喰との間に隙間が出たりしないかと心配でした。
   幾度と無く訪れていますが、未だに暴れたり痩せたりしていません。
   長い間旧宅に使われ、狂いも出きって製材にかけ直した欅の梁。   
   多少の割れは当時のままで、色合いも風格が出てきました。   

   古材の良さ の 一面を感じる瞬間でもあります。
   



  
タグ :古材


Posted by mukku at 22:25 Comments( 3 ) 古民家再生

2009年01月23日

掘り炬燵


     
      キッチンから見える風景

      掘り炬燵を設けました。
      少し低めの本棚も設けました。
      薪ストーブとの組み合わせで、ワクワクしそうな部屋になりました。      




      子供用図書コーナーとの位置付けで、少し低めの掘り炬燵にしました。
      




      材料は洋セン。
      1750*800 畳1帖分の大きさです。
      天板は少し重いので、家具調炬燵のようにはいかないかも・・・・・
      
      塗装はオスモカラーで、POCKETさんに依頼しました。   


2009年01月20日

トイレも手を入れました。



   脱クロスと言うことで、トイレも模様替えです。
   床は檜の縁甲板(フローリング)
   腰は杉板
   壁は藁入りの珪藻土で仕上げました。
   
   今回は手摺りを着けていません。
   将来的に考えると、腰壁はL型の手摺りを着ける時に
    少し加工が必要となりますね。



   過去に小便、大便のあった部分を、一部屋のトイレに改装してありました。

         


2009年01月16日

水屋もできました。


  
   
   小さいながらも水屋をしつらえました。

  
 
    
   元々は扉付の洋服ダンスを仏壇入れに改造してありました。



  
     オーナーさんは、趣味でお茶を点てているそうです。
     水屋は流派を意識せずにとのことでした。
        
タグ :水屋


2009年01月15日

薪ストーブを設置しました。


   
   キッチン周りの改装も終えました。
   オーナーさんの希望で薪ストーブも設置しました。




   改修前のキッチンから洋間を見たところ。
   



   改修後のキッチンから見た洋間。
   間仕切りの壁と柱を撤去し、梁を入れてワンルームにしました。
   当初予定に無かった洋間も、杉板を張ることでイメージも変わりました。


   
   既存の天井を取り払い、松梁を見せて天井を高くしました。
   この梁にシーリングファンを取り付けました。



   当初計画していたダルマの薪ストーブはいつの間にか、
   ダッチウエスト製にかわりました。
   部屋があまり広くなかったので、キッチンの長さと薪ストーブの設置スペースは
   必要最小限です。 
   出窓の地板部分も撤去し、壁を下げて何とか奥行きをカバーしました。
     
  


2009年01月05日

床の間 その2 完成



床の間が完成です。



古い建物なので、銘木屋さんに眠っていた杉の磨き丸太を
床框に使うことになりました。



これで床の間の造作が完了しました。
床板を畳床でないため、地板欅 床板欅で硬い印象かもしれませんね。



リフォーム前の床の間とその周辺。
かなりひどい状態でした。




和室の完成です。
壁は藁入りの珪藻土を塗りました。
お茶もたてるというので、炉もしつらえました。

古い家ですが、天井も張りなおしたせいか、部屋が随分と明るくなったような気がします。
お施主様も柱や長押を綺麗に磨いてくださり、家も息を吹き返した様ですね。



  


2009年01月03日

欅のテーブル


K様から依頼のありました欅のテーブルを年末に納品させていただきました。
お世話になっている谷田木さんで、K様が購入した持込の欅です。


この面は木裏です。こちらの表情がメインと考えています。
約1メートルある欅の木口を使用しました。


こちら側は木表です。結局こちらも使用出来るように仕上げています。
しらたの部分にも手を加え、塗装することでかなり硬くさせて
使用に耐えられるようにしてあります。


この天板に合わせて何種類かの脚を作りましたが、このスタイルに落ち着きました。
脚も欅で作製してあります。
塗装はオスモ クリア仕上げでPOCKETさんにお願いしました。