2008年08月26日
古材は生きている

以前お話しをさせて頂いたように、古材1本1本に寿命があります。
それと同じで、性質も、課せられた役割も1本1本違います。
解体する前は、皆おとなしく納まっています。
しかし、いざ解体してしまいますと その性質は本来の自分を取り戻します。
我々をあざ笑うかのように、その曲がりやねじれは 力で押さえつけられません。
かといってその表面に手を入れることは最小限に抑えたい所です。
古材たちを受け入れて、こちらの意向を補うしかないのです。
まるで、人の生き様を垣間見る そんな気持ちにさせられる瞬間です。
Posted by mukku at 13:00│Comments(1)
│古民家再生
この記事へのコメント
"木"の力強さを感じますね。
自分の意思を強く持っている感じですかねぇ…。
自分の意思を強く持っている感じですかねぇ…。
Posted by しるば(またの名は“なお”)
at 2008年08月26日 15:54
