2008年08月26日

古材は生きている

古材は生きている
以前お話しをさせて頂いたように、古材1本1本に寿命があります。
それと同じで、性質も、課せられた役割も1本1本違います。
解体する前は、皆おとなしく納まっています。
しかし、いざ解体してしまいますと その性質は本来の自分を取り戻します。
我々をあざ笑うかのように、その曲がりやねじれは 力で押さえつけられません。
かといってその表面に手を入れることは最小限に抑えたい所です。
古材たちを受け入れて、こちらの意向を補うしかないのです。
まるで、人の生き様を垣間見る そんな気持ちにさせられる瞬間です。


同じカテゴリー(古民家再生)の記事画像
風土社『チルチンびと』80号に掲載されました!
欅の梁
美味しい 景色
なぜ古民家なのか 最終章
なぜ古民家なのか その2 を考える 
横道にそれますが・・・
同じカテゴリー(古民家再生)の記事
 風土社『チルチンびと』80号に掲載されました! (2014-06-11 10:00)
 欅の梁 (2009-01-25 22:25)
 美味しい 景色 (2008-10-07 00:06)
 なぜ古民家なのか 最終章 (2008-09-03 23:14)
 なぜ古民家なのか その2 を考える  (2008-09-02 16:32)
 横道にそれますが・・・ (2008-08-29 00:53)

この記事へのコメント
"木"の力強さを感じますね。
自分の意思を強く持っている感じですかねぇ…。
Posted by しるば(またの名は“なお”)しるば(またの名は“なお”) at 2008年08月26日 15:54
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
古材は生きている
    コメント(1)