2008年08月22日
古材(コザイ)。一昔前まではふる材?
古来より日本の住宅もしくは建築物等は、資材を再利用され今に至っています。
実際 30~40年位前までは、古材を使って家を建てることもあったんですから。
当時も違う意味で(金銭的によるところが大きい)再利用されていました。
現在では新しい材料で家を作ることが当たり前です。
さらに住宅を性能で見る時代になった今はどうでしょう?
古材の使い方を間違えると、強度不足やバランスの取れない危険な建物になってしまいます。
そこをふまえて 古材選びをして下さい。木の寿命は育った年月を折り返し衰えていくものですから。
樹齢150年の欅の柱を明治時代に使っていたならまだまだ現役なんです。
でも樹齢50年程度の材をだとしたら、構造用としては使えないでしょう。
多くの建築資材のなかで、木ほど耐久性の高い物は無いのかもしれませんね。
そして木ほど人に優しいものもないでしょう。
ふる材はいつしか 古材(コザイ)と呼ばれ新材と同等、もしくはそれ以上の価値が与えられることになりました。
ある意味アンティークと呼ばれるカテゴリーに移ってきたのでしょう・・・・
Posted by mukku at 22:47│Comments(0)
│古民家再生