2008年12月19日
床の間 その1

お施主様の希望で床の間を無垢材で作ることになりました。
赤みの欅とはいかないので、ベンガラで調色しながら色付けをしています。

合板の地板と違い、欅の無垢の板を使うので反り止めを入れました。
かなりシラタが目立つ材ですが、何とか暴れ抑えてくれればと・・・・・。

170cmの欅の板に4箇所程入れました。
無垢板は面倒だと言う職人もいるかと思います。
でも、ウレタンで塗られた合板よりも取り扱いは楽です。
無垢の良さは材選びから加工、取り付け迄の過程が楽しめます。
合板に比べて耐久性が高く、月日の流れの中で深みや味わいを醸し出します。

床の間の空間に地板を納めたところです。
後は、床框と床板です。
Posted by mukku at 23:57│Comments(0)
│よもやま仕事話し
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